ある人から、浜田省吾さんのCDを買ってほしいと頼まれました。
その人は難病で長期入院しています。
楽しみといえば、ラジカセで音楽を聴くことだそうです。
私は、浜田省吾さんの名前ぐらいは知っていましたが、
楽曲を聴いたことがありません。そこで、調べてみると
浜田省吾さんは、日本のシンガーソングライターで、ロックやポップスの分野で
活躍しています。
彼は1952年12月29日に広島県竹原市で生まれ、父親の転勤で広島県内を転々と
しました。小学4年生のときに江田島に移り住み、そこでビートルズの音楽に出会い、ギターを始めました。
高校時代はバンド活動に熱中し、神奈川大学に進学後も音楽を続けました。
1975年にバンド「愛奴」のメンバーとしてデビューし、
1976年にソロデビューしました。
以来、サングラスがトレードマークのロックンローラーとして、
数々のヒット曲やアルバムを発表してきました。代表曲には、「君が人生の時」
「I am a father」「旅の宿」「光と影の季節」「My First Love」などがあります。
彼はテレビや雑誌などのメディアにほとんど露出せず、
ライブやCDで自分の音楽を表現しています。
彼のライブは規模が大きく、スタジアムやドームなどで行われることが多く、
ファンから熱狂的な支持を受けています。
浜田省吾さんは、日本のロックの歴史において、重要な存在と言えるでしょう。
とのことです。
私は、BOOK・OFFでアルバムを2,530円で買いその人にアルバムを渡します。
その後、YouTubeで浜田省吾さんの楽曲を改めて聞いてみました。
1970年代の日本の情勢は、高度経済成長による豊かさと公害問題、
オイルショックによる危機、政治的な事件や事故による衝撃、
それらを揶揄する歌詞とエレキギターのリズムが
和製ROCKというような印象をうけました。
私も当時は、吉田拓郎さんや井上陽水さんがすきでよく聴いていたものです。
拓郎さんも社会を揶揄していましたし、陽水さんに至ってはちょっと聴いたぐらいでは
何を言いたいのかわからないような歌詞がたくさんあります。
そのひねった皮肉が人生の哲学ようで私はとてもすきでした。
今日は、二十歳前後の頃を思い出し、センチメンタルになり暖かい部屋で
スピーカーの音量を上げYouTubeの音楽を聴いている休日となりました。