遙かなる大

思うがままに投稿しています。

違和感を感じる職場で働く私がブログを始めた理由とは?

前書き

最初にお断りします。今回の記事は、国や社会がどうのこうとか、もとより私が勤めている職場が良いとか、悪いとか、いうようなことは言うつもりは一切ありません。

また、私の昔話も出てきますが、40数年前と現在を比較しても論外だと思っています。今、私が仕事を行う上で個人的な感覚に基づく違和感であり、それでなにか効果があるのかと問われれば、返す言葉もありません。しかし、少なからず読者の皆様も感じていることと思いますので感想を聞かせて頂ければ幸いです。

 

私は、職場には30分位前に出勤します。理由はロッカーで混み合うのが嫌なことと、

その日の仕事内容を再確認するためです。また、同世代の同僚も私と同じような時間に出勤するということもあるかと思います。

なぜだか、同世代としか話しづらくなりました。

予鈴がなる前に体操が始まります。私は、体操でしっかり身体をほぐします。

この歳になるとしっかり準備運動しておかなければ怪我に繋がるリスクがあると思っているからです。怪我をすると、会社に迷惑がかかると同時に、怪我をした原因究明、再発防止策など、色々な書類を作成しなければなりません。要は自己防衛です。

 

次は、事務所で全員朝礼です。まずは、挨拶「おはようございます」そして、上司から部署全体の連絡事項とそして各個人が提出しなければならない書類の期限などの

指示事項を聞きます。例えば、改善提案書の作成と期限、ヒヤリハットの書類の作成と期限。打ち合わせの予定時間の報告。また、他工場の労災の報告などなどです。

更に別の上司が、「今日は気温と湿度も高い天気です、熱中症には気をつけて

ください。こまめな水分補給をするのと、無理せず休憩を取ってください」と

指示があります。

次は、服装チェックです。毎日、日替わりで指名された人が前に出て、その他の人は

対面で指差し呼称します。例えば「襟元ヨシ」「名札ヨシ」「汚れ、破れヨシ」など。

最後に、毎月変わる[安全宣言]を全員で唱和します。それが終わると、初めて各グループに別れミーティングが始まります。これが、朝礼の流れです。

この間約10分ぐらいです。

それから、各グループからの問い合わせが来たり、優先的にして欲しい仕事の依頼が

個人的に来ます。皆様はどのように感じましたか。

これを批判するつもりはありませが、私だったら、グループのリーダーが製品を確認しながら、今日の仕事内容や注意事項、安全に作業するためのディスカッションを

各現場でした方が良いのではないかと思います。また、業務連絡もその時行えば良いし、何でしたら服装チェック、[安全宣言]の唱和も現場でやるべきだと思っています。狭い事務所の中、全員で朝礼をすることのメリットが分かりません。

これは、一例です。[ごんじぃのひとりごと]でもつぶやいていますが。

毎日、こんな違和感の中で仕事をしています。   私の感覚がおかしい??

 さて、話は変わります。私の肌感ですが、ここ3〜4年間で精神疾患で長期休業をする人が増えたように思います。

調べてみると、厚生労働省による令和2年、患者調査、傷病分類編の結果の概要では、うつ病患者の推移は上記のグラフのように右肩上がりに増加しています。私の工場でも同じような推移になることが想像できます。

精神疾患が増えた原因は、一つではなく複合的な要因が関係していると考えられる

そうです。生物学的な要因だけでなく、心理的あるいは社会環境的な要因も重要です。

ストレスの強い日常やショッキングな出来事、対人関係や偏見差別の悩みなどが発症の引き金になることがあります。豊かで便利な現代社会でも、心のつながりを感じられ

ない人や自分の生き方に迷う人が増えています。エゴの連鎖や情報過多によって、

自分らしく生きることが難しくなっていると言えるそうです。

これらを踏まえると私の、違和感に繋がる部分もあるのではないでしょうか?。

現在、工場で事故、トラブルなどが発生した場合、現状の把握、要因分析、再発防止策などが行われます。そして、次々と新しい規則が出来ます。それは当たり前です。

しかし今は、一度起きた事故、トラブルは二度と起こしてはならないのです。

担当の責任問題になりかねないのです。

情報とか規則が希薄だった昔は、裁量が大きなウエイトを占めていました。さらに、

再発防止策も事故、トラブルの重要性に応じて難易度を変えていたと思います。

0か100などとは突きつけられなかったように思います。

 

このように同じような悩みを持つ人も多いのではないでしょうか?ブログを書くことで、自分の気持ちや考えを発信し、他の人と交流したり、新しい発見や学びを得たり

したいと思っています。

最後にこれからも、「なんだかちがうよな〜」とひとりごとを言いながら、

今しばらく工場で仕事に励みたいと思っている次第です。