遙かなる大

思うがままに投稿しています。

人間ドックと予防医療の課題

皆さんどのようにお過ごしでしょうか?。

先日私は、朝早くから病院に行って来ました。

人間ドックを受診して身体に異常がないか診てもらいます。

私が、ゴールデンウィークに人間ドックを受診するのには訳があります。

平日に休暇をとってドックに行くと時間を半日拘束されてしまいます。

時間がもったいなくて時間に余裕があるこの時期に受診しています。

しかし、私が考えているようなことは皆さんも考えていて予約時間前に受付しても

13番目でした。

さて、64年間も生きていれば身体のあちらこちらにガタがきています。

一番驚いたのは、身長が1cmくらい縮んでいることです。

「どういうこと」って感じです。

多分ですが、姿勢が悪くなってしまっているのだと思います。

また、この数年間、何らかの精密検査の判定が続いています。

さて今年はどのような結果となることでしょうか?。

採血、血圧、心電図、眼底検査、肺活量測定、聴力、腹部エコー、胸部レントゲン、

視力検査、胃カメラなど一連の検査が終了した後に各検査の結果をもとに

医師の診察を受けます。

まず、胃カメラを受けたときに細胞を採取されてしまいました。

先生の話によると「あなたは慢性胃炎ですね。

多分、大丈夫だと思いますが念のために細胞検査をします」とのこと

「結果は後日になりますので予約をとってください」

と言われ私は「えぇ〜」と凹みます。

その後、医師の診察で総コレステロールが基準値を超えていました。

医師は「LDLコレステロール(悪玉)が多く、

HDLコレステロール(善玉)が少ないです。

食事制限と運動を積極的にしてください」とのこと

「それ以外は歳相応です」更に「あとで保健師の指導があります」と言われ

また凹みます。

保健師さん曰く「先生から聞いていると思いますが、

コレステロールが基準値を超えています。またBMIが25.1です。

あと腹囲が95cmあります」

「食事制限と運動をしてください」

「ご飯を3割減らして、30分程度のウォーキングをお勧めします」

更に「3ヶ月後の体重と腹囲を聞かせて貰うために電話番号を教えて下さい」

と矢継ぎ早に言われまたまた凹みます。

そして、家に帰ったのが13時過ぎです。

とはいえ早期発見、早期治療ができれば、命が救える場合があるのも事実です。

そこで、予防医療について調べてみました。

予防医療には一次予防(健康な時期から始める予防)

二次予防(検診により病気を早期発見する予防)

三次予防(リハビリテーションを行う予防)の3つの段階があるそうです。

二次予防は、病気が進行する前に早期発見・早期治療を行うことで、

健康寿命を延ばし、医療費の増大を抑える予防医療の一環です。

健康診断や人間ドックを通じて、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を早期に発見し、

適切な治療を行います。

これにより、病気の進行を防ぎ、QOLを維持することが可能です。

二次予防の推進は、個人の健康だけでなく、

社会全体の医療負担軽減にも寄与するそうです。

また、二次予防の課題もあります。

若年層や自営業者など、定期的な健康診断を受けにくい人々の受診率を高めること

生活習慣病の早期発見・治療体制を強化すること、

個人の健康管理能力を高めるための情報提供と教育の充実、

そして効果的な二次予防を支える医療体制の確立が求められているそうです。

また、先進国と比較して、日本の予防医療は高齢化社会への対応として

重要視されていますが、まだ大きな広がりを見せていません。

他国では予防医療に早くから取り組んでおり、

健康寿命と医療費削減につながる施策が進んでいます。

日本も「保健医療2035」を基に予防医療の推進を図っていますが、

平均寿命と健康寿命の乖離、健康診断の受診率の低さなどの課題があるそうです。

という具合にチョット調べれば色々なことがわかります。

私が凹んでいる場合ではなさそうです。

個人の意識もそうですが、社会全体で取り組む課題の方が大きい気がしています。

なんだか不吉な数字?


皆さんはどのように思われますか?。

感想、コメントを頂けたら幸いです。